AIT work abroad
#011 アメリカ・ニューヨーク
Mr.Takeo Suzuki
Actus Consulting Group Inc.
代表取締役 鈴木剛央社長

ACTUS CONSULTING GROUP Inc.
代表取締役 鈴木剛央さん


日本の大学を卒業後、大手百貨店に入社し都市開発部門にて勤務。
2年間の勤務の後に退社し、渡米。
1989年NYの旅行会社にて働き始め、1991年には旅行会社アムネット・ニューヨークを設立。
旅行会社にて人事採用を行う中、人材ビジネスに興味を持ち、2002年Actus Consulting Inc.を設立。

   
 
「世の中には優秀な人、素晴らしい才能に溢れた人が沢山います。 そういう人と過ごす時間が、私にとって最大の喜びです。」
 
アメリカに来られたきっかけをお聞かせください。
日本の大学を卒業後、大手百貨店の都市開発部門に勤務していたのですが、その部署では海外出張や海外とのビジネスのやり取りが多かったのです。
次第に、海外で働きたいと思うようになりました。
元々、学生時代から「アメリカに行きたい」という願望はあったのですが、親の反対などで実現できなかったので、この時にアメリカ行きを決意しました。
当時は、若かったのであれこれ深く考えずに「とりあえず行ってみよう!」という感じでした。
アメリカへ来られてから、現在のお仕事に至るまでの経緯をお聞かせください。
NYに来た当初は、友人が紹介してくれた旅行会社で働いていました。
その旅行会社では、当時、日本からやってくる日本人観光客向けのいわゆる現地添乗員サービスを行っていましたが、1990年に当時アメリカに住む日本人が増えつつあったという時代背景もあり、アメリカ在住の日本人向け旅行サービスを立ち上げました。
それが、現在のアムネット・ニューヨークになります。
アムネットが徐々に拡大していく中で、人の採用を行っていたのですが、その時沢山の優秀な人や、才能のある人に出会い刺激を受けました。
その時に、「人材ビジネス」に興味を持ち始めました。
それでも、旅行会社の採用担当としては、どんなに優秀な人であっても採用条件や採用枠に合わないという理由でお断りすることが多々ありました。
そこで、業種の垣根を飛び越えて、人を喜ばせる、盛り立てることをしたいと思い、2002年にニューヨークでアクタスコンサルティングを立ち上げました。
アクタスコンサルティング設立当初、苦労されたことはどんなことでしょうか?
2001年9.11テロの影響で景気が悪かったため、受け入れ先企業がなかなか見つかりませんでした。 2002年の設立から1年くらいはマーケット的にも会社の認知度の点でも厳しい状況でした。
人材コンサルティング業において日本とアメリカで異なる点をお聞かせください。
日本の企業は、比較的「人間性」に重きを置いている傾向があるが、アメリカでは「何ができるか」が求められる。
つまり「こういう人間です」ではなくて「これができます」と言えることが求めらると思います。
 
アメリカで働く人材として、求められる要素は何でしょうか?
まず絶対的に英語力、これは必須です。
それから、相手の話をちゃんと聞き的確に答えられるコミュニケーションスキルが求められます。 これは日本、アメリカに関わらずですが、、、。 精神面においては、「自分が外国人であるということを認識すること」が重要だと思います。
ある意味では「マイノリティである」という認識を持つことです。
言葉の面でもそうですが、現地のネイティブではなく敢えて外国人を雇用することのメリットというのを考えなくてはいけないと思います。
ですから、アメリカ人よりも努力しなければいけないし、彼らに勝る何かを常に持ち続けないと、自分の存在意義を示せないということです。
その点で、アメリカで働くのは最低限の苦労が伴います。
但し、やった分だけ結果を返してくれるのもまたアメリカです。
アクタスコンサルティングで働く人材として求められる要素は何でしょうか?
バランス感覚です。
我々は、採用企業と登録者(転職、就職希望者)と、どちらの代理人でもあるため、その双方とうまくバランスをとりながらお仕事を進めていくことが求められます。
また、英語力も必要です。
 
お仕事をされていてよかったと思うこと、やりがいをお聞かせください。
転職をされた方や採用担当者から「ありがとう」と言われることです!
人材をご紹介した1年後にも「ありがとう」と言っていただけると更に嬉しいですね。
そこには、いい人間関係が築かれているということですからね。
鈴木様がお仕事をされる上で、心がけていること、モットーは何でしょうか?
社員第一。
社員がまず健康でそして精神的にも充実していないと、お客様にもうまく接することができません。 ですから、社員が働きやすい環境を作ることを一番に考えています。
具体的には、お休みをしっかり取ること(一日の中でも月の中でも)、そうすることによって集中力を高めることができます。
お休みを取って、遊びに行って、人と交流することもいいお仕事をするためにとても重要です。 我々は「人」がメインのビジネスですからね。
鈴木様が私生活で心がけていること、モットーは何でしょうか?
できる限り家族と過ごす時間を多くするために、時間をいかに有効に使うかを心がけています。 それから、常に中身の濃いことをするように心がけています。
人生はあっという間ですから、一瞬一瞬を大事にしたいですね。
 
アクタスコンサルティングの今後の展望をお聞かせください。
現在は、NY、LA、東京、シンシナティの4拠点でビジネスをしておりますが、今後は更にネットワークを拡大していきたいです。
また、新規ビジネスとしては、経理アウトソーシングサービスも考えています。

最後に、日本から世界へはばたく若者に向けて一言お願いいたします。
やりたいことが見つかっている人は少ないです。
やりたいことがわからない人は、環境を変えてみるものいいかもしれません。
適材適所の可能性を広げてください。
また、夢を追うのはいいことですが、現実との兼ね合いも大事です。
うまく夢と共存しながら、目標を達成していってほしいです。
 
鈴木社長、お忙しいところどうもありがとうございました!!